大雨の影響について

9月11日午前、北海道の石狩、胆振(いぶり)、空知(そらち)地方に大雨特別警報が発令されました。

 

南幌町がある南空知地域も大雨に見舞われ、学校が休校するなど影響がありました。

 

幸い南幌町では、洪水や氾濫、断水といった大きな災害はありませんでした。午後には晴れ間が広がりました。

写真は、12日の南幌町のようすです。

(11日の写真でなくてすみません)

 

南幌町では、11日以降、突然の大雨や雷が増えたように思います。

 

この日も上記の写真を撮ってから1時間もたたないうちに、大雨と雷がやってきました。

 

写真の向こう側に見えるのが、大雨と雷のかたまりです。

ゴロゴロ、ピカピカと、あれらがこちらに向かってきます。

 

 

 

一雨ごとに、秋が深まるような心地です。

 

(撮影場所:佐藤さんの農場)

ところで、春先に雷が多い年はイネの出来が良いという話があります。

 

詳しくは、

雷のエネルギーによって大気中の窒素(N2)が分解され、大気中の酸素(O)と化合して硝酸態窒素(NO)になり、

それが雨に溶けて降りそそぎ、植物の成長に欠かせない窒素源になるのだとか。

こうした大気圏での放電で降り注ぐ窒素の量は、1年間に1ヘクタール当たり7~8kg程度になるとのこと。

(Brady, N. C. and Weil, R. R.による「地球上での窒素固定量の推定値」より)

 

暖かい日本海から生まれた蒸気と、北からの寒気が交わって生まれた大雨と雷が、

その土地の空気を栄養に変えながら移動していくんですね。

 

南幌の野菜やお米も、収穫の最盛期を迎えていますよ!

田んぼのみのり

三重湖の夕焼け


ひまわりの種がこぼれないようにネットを付けます

完熟のミニトマト